違法コピーの内部告発が増加

ビジネスソフトウェア権利保護の非営利団体であるビジネス ソフトウェア アライアンス(BSA)は、ソフトウェアの違法コピーの実態を発表した。ソフトウェア資産管理やオークションでの違法対策の取り組みも公開した。
BSAは権利保護支援活動として、ビジネスソフトウェアの違法コピー情報を調査している。、2007年の組織内違法コピーの情報提供数は 506件で、前年より34%増え。情報提供が多い業界はソフトウェア関連、広告・出版関連、土木・建築関連で全体の3割を占めた。日本担当顧問の石原修氏は「企業や経営者以上に従業員にコンプライアンスが浸透した。従業員の正義感も影響している」と内部告発の増加要因を挙げた。
違法コピー率は低下傾向にある。2006年の日本の違法コピー率は2005年より3%減の25%となった。違法コピーの減少はコンプライアンスやSAMに対する企業の関心の高まりが原因。違法コピーの損害額は約2140億円と前年に比べて340億円増えた。
オークションサイトの違法品被害防止活動も行っている。2007年はオークションサイトで違法出品の手口が巧妙化したという。竹下千恵日本担当事務局長は「正規の製品と区別のつかない不正品画像を掲載したり、廉価版の情報を掲載して不正サイトへ誘導する手口が増えた」と分析。違法防止を販売側に働きかけてきたBSAは、今後オークションサイトの傾向や出品方法などを伝えるWebコンテンツを提供して、消費者側の啓発に取り組む考えだ。
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