神田発のブログパーツでランクイン

ヤフーやグーグルなど著名企業が居並ぶ国内のインターネットのユーザー訪問数ランキングで、社員数名のベンチャー企業が24位にランクインしていることが分かった。
ランクインしたのは、「サイドフィード」(赤松洋介社長、東京・神田)が提供するブログパーツ「トラックワード」。調査は、ネット視聴率会社「コムスコア・ジャパン」による。
コムスコア・ジャパンの佐藤英丸社長によると、同社の測定技術を使うと、ブラウザーで閲覧されたページに加え、ページに組み込まれた動画やブログパーツのアドレスまで追跡できる。これにより、従来のネット視聴率調査では見落とされていたサービスに光を当てることが可能になったという。昨年12月の集計で、1044万ユーザーがトラックワードにアクセスしていた。
トラックワードは、2005年12月に無料サービスとして公開された。ブロガーが自分のブログに貼り付けておくと、検索エンジン経由で見に来たユーザーがどんなキーワードを入力していたのかを割り出したり、よく使われるキーワードをページ内に表示させたりできる。トラックワードのホームページ(http://www.trackword.net/)そのものへのアクセスはそれほど多くなく、約9割はブログパーツとして読み出されていた。
佐藤社長は「トラックワードがランクインしたのは、日本では個人ブログの所有者数が世界のトップであることと関係している。実際にアクセスを分析すると、大手のブログからのアクセスが多い」と話している。
また赤松社長も、「正直驚いている。トラックワードへのアクセスが多いのは、ブログの閲覧が多いことと表裏一体だ。トラックワードのデータを分析すれば、流行のキーワードやユーザーの行動特性を分析できる。これをマーケティングに役立つ指標作りにいかしたい」と語った。(メディア戦略局IT事業部・西島徹)
(2008年2月4日 読売新聞)
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