スピルバーグ監督、北京五輪の芸術顧問を辞退

「私の良心がいつものように仕事を続けることを許さない」――。「シンドラーのリスト」などで知られる米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏は 12日、スーダン西部ダルフール問題に対する中国政府の対応への不満から、北京五輪の芸術顧問から退くとの声明を出した。国家事業の五輪を半年後に控えた中国には、イメージダウンにつながる可能性がある。
約20万人が死亡したダルフール紛争の解決を訴えるスピルバーグ氏は声明で、政治・経済両面でスーダン政府を支援する中国に対し、事態改善へ向けて「影響力を行使するよう再三要請してきた」と強調。だが、中国の態度は煮え切らず、開閉会式の芸術顧問への就任辞退を決断したという。
ダルフールではスーダン政府が支援するアラブ系民兵と反政府組織の対立が継続。中国はスーダンから石油を大量に輸入する一方、同国に武器を輸出している。(ニューヨーク=中前博之) (13:23)
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080213AT2M1300W13022008.html
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